TAKEO タケオ  「新倉壮朗の世界」

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2009年 12月 24日

洗足学園音楽大学 打楽器アンサンブル第30回記念定期演奏会

毎年、楽しみな演奏会。
若き音楽家達104人が演奏できる喜びを発散させながら舞台いっぱいに躍動する。

打楽器アンサンブルの創設者の岡田知之氏が作曲した「音の変容~大・中・小太鼓による~」がよかったです。

打楽器は物体と物体が接触の際に発する「音」の音楽的利用を概念とし、
地上の物体すべてが打楽器化できる無限の可能性を持っている。
その打楽器の代表的なものに「太鼓」がある。
太鼓は世界各国に存在し種類も膨大であり、
玩具から信仰まで幅広い用途で知られている。
「太鼓」は誰しもが叩けば鳴るものであるが、
奏する者の技術により音色や音質が変化し音楽的価値も変化する。

「音の変容」は大・中・小の太鼓を用いて、奏法により生じる音の変化と、
複数の奏者が同時に同様の演奏表現を行う合奏が基本主題となっている。
打つもの(撥・スティック・マレット・ビーター)の持ち方、支え方、握り方。
打たれるもの(太鼓の面・胴・縁)と、打つ位置、響きの有無、音量の強弱、
面(膜)の張力などによる音色の変化が、奏者により作り出される。
                                                         
                                            岡田知之(プログラムより)

自由自在で、変化に富み、打楽器の面白さ楽しさがひしひしと伝わりました。
タケオは体を揺らし、フィナーレでは時々片手を挙げて舞台にエールを送っていました。

終演後、ロビーで音楽監督、指揮者の森茂氏にためらわず握手しに行きました。
「よかった」とどうしても言いたいのです。

岡田氏ともお話が出来ました。


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                                                    岡田氏と前田ホールで

by takeo_yume | 2009-12-24 13:08 | 日記


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