TAKEO タケオ  「新倉壮朗の世界」

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2016年 04月 21日

震災体験

天災は突然やって来る。
タケオの伊豆のおじいちゃん、ばあちゃんの家も大島沖近海地震で被災しました。
江戸末期の蔵造りの家はひとたまりもなく、
一瞬で崩壊し、庭は瓦と石がうず高く積み上がりました。
道路は寸断され、海路、やっと現地入りし、惨状を目のあたりにした時は涙も出ませんでした。
ライフラインが絶たれ、憔悴しきって、2人はかろうじて息をしている状態でした。

数々の修羅場を潜り抜け、老齢期に入ってもなお試練が降ってくる。
この期に及んで「石を持ってあの世に行けとの神の御達しか・・・」と
過酷な仕打ちに打ちひしがれ、嘆き悲しんでいました。
異常な事態での人間の良い性、悪い性に心を震わせ、非日常の月日を過ごしました。
幸い、家の柱は寸分の狂いもなく、内部は泥だらけでしたが居住できました。
そして、1年かけて、家を修復しました。
2人の「なにくそ」という気力を目のあたりにし、
「どんなことがあっても、奮い立って生きるのだ」という
太い杭をそばにいる私たちに打ち込んでくれました。

寒い冬の災害でした。
地獄絵図のような中、庭の梅はほころんでいました。
どんな状況下でも花は咲く。

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by takeo_yume | 2016-04-21 10:29 | 日記


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