壮朗の腕に見とれて 2005.10.22
タケオの腕に見とれてしまうことしばしば。
一緒に練習していてこちらが疲れて"ちょっと一服"なんて言っている間にも
彼はパワー全開で叩いている。
自宅でも、その調子でひっきりなしに叩きまくっているようである。
太鼓が好きで好きでたまらないヤツの、
ナチュラルな筋肉(筋トレとかによるのではない)、ずっしり太い腕なのだ。
こりゃ相当に叩き込んでいるわなーと彼の腕を見つめていると、
ふと、アフリカの太鼓叩き達のことを思い出したりする。
あー、筋肉のつき具合が似ているなー。
そもそも似ているのは腕に限ったハナシではない。
周囲に気を配り盛り上げるうまさ、
太鼓―ダンス―ウタが連続した不可分のものであること、等々。
彼・彼の音楽は多分にアフリカ人・アフリカの太鼓のステキな部分と共通する所があるように思う。
彼との練習は、時に頭でっかちになりがちな最近の僕に、
太鼓を始めた当初の"叩きたい欲求"を思い出させてくれると同時に、
アフリカ太鼓音楽のステキな部分の一端を、
改めてかみしめることができ、楽しく、かつ勉強になるひと時なのである。
赤井浩