TAKEO タケオ  「新倉壮朗の世界」

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2017年 03月 31日

出会いと幸せ

公益財団法人 日本知的障害福祉協会の月刊誌「さぽーと」より原稿の依頼を受け、
コラム「であい」に寄稿しました。


新倉壮朗(ダウン症)は昨年11月で 30歳になりました。
赤ちゃんの時は筋力が弱く,ふにゃふにゃで,歩き始めたのは3歳でした。
幼い頃より感性が豊かで音に素直に反応し,とりわけリズム感が抜群で,体や楽器での表現は目を見張るものがありました。
そして,持続する 集中力が強い子でした。  
11歳の時,アフリカセネガルの太鼓 「サバール」に出会い,
ここから,壮朗の人生が変わりました。
太鼓三昧の日々 を過ごし,結果,太鼓上手になり,その 上に筋肉隆々の体に成長しました。
そし て,在日のアフリカンミュージシャンたちとフレンドリーな交流が始まり,
ライ ブでは熱狂的なステージを踏ませていただきました。  
当初は好きなことが見つかり,自分で楽しんでいるだけで十分でした。
しかし,「外に発信しよう,外に発信しなけ れば」の後押しを得て,
15歳の時,第 1回定期コンサート「新倉壮朗の世界」 を開催しました。
ステージでは体中のエ ネルギーが音となって溢れ出て,溌剌と生を表現し,謳歌しました。
会場は人間 が本来持っているパワーがはじけ,ほと ばしる「音の開放広場」となりました。

こんな幸せをくれたセネガルに行きたいと秘かに夢を抱き,
2008年念願かなっ て,訪れることができました。
サバール の神様ドゥドゥさんとセッションし,
現地の人びとの輪の中で叩き,踊り,歌 い,交歓し,至福の時を享受しました。
セネガルに行くにあたり「ダウン症は免疫力が弱いので生命の危険がある」とお医者様に助言され,もしもを想定し,壮朗の生きた証を残しておこうと映像カメ ラマンを同行しました。
この記録がド キュメンタリー映画「タケオ」の企画に発展し,
2011年セネガルでの様子を中心に壮朗と音楽とのコミュニケーションを描いた作品になりました。日本と世界各地で上映され,好評を博し,多くの 方々に壮朗を知っていただける作品となりました。
映画を見たある方が「幸せっていう曖昧で掴みきれないワードをこの映画でタケオという一人の人間を通じていっぱい感じさせられ,悔しい!とさえ 思いました。私はタケオほど“幸せ満載” で生きている人間をまっすぐ見たことありませんでした」と感想をくださいまし た。

壮朗はあらゆる楽器で自由に思いのたけを表現し,「壮朗にしかできない,壮朗だからできる」
オリジナルコンサートを開催し,即興音楽の魅力と楽しさを各地で繰り広げています。
2002年に始め た「新倉壮朗の世界」は,昨年15年目 を迎えました。
今まで,ビッグミュージ シャンの皆様,たくさんの音楽仲間,太鼓仲間が共演してくださいました。
第8回出演のジャズピアニストの大口純一 郎さんは「誰しもが生まれたときには授かっているみずみずしい感性,凹凸のないふくらみをもった精神が,そのまま欠けることなくこの若者には存在している。彼と共演するたび,最初の一音から 集中して現れる音の世界に,一緒になっ て夢中で遊んでいる状態に,私はなります。尊ぶべき全体,とでも言えるものを 大切に,幸せはそこから,と思います」 と語っています。
長年,交流させていた だいている作曲家の野村誠さんは「彼の ピアノの演奏は無調のピアノ音楽でなか なか生み出せない音楽のエネルギーや, 時にゾクゾクとする美を実現しているのです。
そういう意味で,彼は新しい領域 を切り開いているピアニストだと思うのです。
多くの前衛ピアニストと 同じくらいに,彼は最先端に位 置するピアニストだと思うのです。
タケオ君は,出会った人の物真似をしながら,次々に何でも吸収していきます。
というこ とは,誰に出会うかで,彼はもっと成長 することができるのでは,とぼくは思います」と評しています。

セネガル行きの次の夢だったジャズピ アニスト山下洋輔さんとのコラボが,
記念すべき節目の第15回定期コンサート で実現しました。
山下さんはステージで 「僕の音楽はフリージャズと言われてい ますが,本当にフリーなのはタケオ君で す。教えられました」とお話しくださり,終演後には「心が洗われ,本当に自由に なれました」とのお言葉をいただき感涙しました。

外に出ると必ず出会いがあり,その出 会いは次の新しい出会いに繋がり,
人と 場がどんどん広がっていきます。
今まで,様々な心の交流が壮朗と私を支えてくれました。
出会った人たちとの喜怒哀 楽は生きる醍醐味と力になりました。
壮朗は明朗,快活で優しく,素直で愛嬌が あり,とてもおもしろいキャラクターの 持ち主です。
片言で果敢に語り掛け,ど んな人でも出会えばすぐにお友だちにな り,友が増えていきます。
また,不思議 と人を引き寄せる魅力があるようです。
壮朗は出会うべき時に,これぞという 素敵なご縁を得て,多くの出会いを重ね,皆様に育てていただきました。出会 いが幸せを運んでくれました。これから も幸せいっぱい,夢いっぱいで,一瞬一 瞬をひたむきに生きていくと思います。
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by takeo_yume | 2017-03-31 22:25 | 日記
2017年 03月 30日

第16回定期コンサート「新倉壮朗の世界」

第1部 タケオ&松永貴志 即興セッションデュオ
第2部 タケオ&ワガン&ボガ&赤井浩 アフリカンパーカッション

日時:2017.8.4(金) 18:30開場 / 19:00開演
場所:和光大学ポプリホール鶴川
    町田市能ケ谷1-2-1 小田急線鶴川駅「北口」より徒歩3分
入場料:大人2,000円 / 小人(高校生~小学生)1,000円 / 幼児無料

主催:新倉壮朗コンサート実行委員会
後援:東京都社会福祉協議会・町田市社会福祉協議会
問合わせ・予約:tel&fax 042-734-7787 / mail takeo_yume@ecite.co.jp
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by takeo_yume | 2017-03-30 11:26 | お知らせ
2017年 03月 29日

お茶碗の語らい

康生(タケオの兄)が窯出しをしたお茶碗がキーン、キリ、ピ、カキーンと鳴る。
透き通った高い音。
呼応するように奏でる。
お茶碗の語らい。
貫入の音を聞けるこのひと時は至福。
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by takeo_yume | 2017-03-29 17:45 | 日記
2017年 03月 27日

までいなマーケット

「までいな」とは真手(まで)という古語が起源の福島県飯館村の方言。
手間暇惜しまず、丁寧に、心を込めて、じっくりという意味。
年1回開催の「までいなマーケット」の今年のテーマは障害者施設の作品。
葉山森山神社の一色会館の中には色鮮やかな作品が並ぶ。
生憎の雨で地面はぬかるみ、その上寒い。
TAKEO LIVEはテントを張って、その中で演奏。
葉山で活動するジャンベグループの葉山フォリカンとフレームドラムの中本将夫さんが加わる。
子供達がガヤガヤと、大人達も寒さをこらえながら参加して下さいました。
手もかじかむ冷たさでしたが、熱気は溢れていました。

写真 足立剛一
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by takeo_yume | 2017-03-27 18:16 | 日記
2017年 03月 25日

第10回アフリカンフェスティバル

第10回アフリカンフェスティバル YOKOHAMA 2017
横浜赤レンガ倉庫1号館で開催。
ワガン率いるセネガルのドゥドゥ・ンジャイ・ローズファミリーのサバール演奏を聴きに行く。
サバールの音はすさまじい。
自然に体が動く。
声が出る。
ダンスもすごい。
タケオが大好きなサバール。
タケオに幸せをくれたサバール!!!
アフリカの皆様ありがとう!
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by takeo_yume | 2017-03-25 18:33 | 日記
2017年 03月 24日

うごいてあそぼう!かんじてあそぼう! joy★joy festival 

「都筑区子育て支援センターPopola」10周年
「NPO法人こども応援ネットワーク」15周年
「障がいのあるこどもたちへの“あそび”を提案するAndante事業部」20周年記念イベント。
大きな体育館で、家族みんなでからだを動かしてみませんか?
運動は、ひとりひとりがその子なりの方法で楽しめるものです
寝転がっても大丈夫、走り回っても大丈夫、自分で動けなくても大丈夫
小さい大きい、障がいのあるなしに関わらず、「やってみたい」という気持ちを大切に考えています
“うごいて、かんじて”いっしょにあそぼう!

若人が中心になって企画、開催。
若い力が、「やってみたい」という気持ちを大切にとイベントを実施していて、感激。
横浜市都筑スポーツセンターに日本体育大学体操部、ダブルダッチ「ZERO」の皆様がスタンバイ。
いろいろな遊具が準備され、思い思いにみんなで遊ぶ。
日本体育大学体操部の見事な演技もご披露。
タケオ&ワガン&ボガは 1部と2部のオープニングでサバール演奏。
サバールの音の大きさに皆さんが驚く。
演奏時間が短くて、タケオは物足りない様子でした。



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by takeo_yume | 2017-03-24 12:08 | 日記
2017年 03月 23日

「えたじまミュージックフェスティバル」

「えたじまミュージックフェスティバル」は
地域の皆さんに音楽を楽しんで頂きたいと国立青少年交流の家が企画。

出演
地元の四中学校の吹奏楽部
ぽこあぽこ
新倉壮朗&大阪マライカ

大阪マライカの高玉君と2人で演奏。
ソロから始まり、途中でダンスも飛び出す。
カホン5台にお客様が加わり、ポコ、ポコ。
タケオのお友達も来て下さり、和やかなひと時でした。
江田島での初めての催しにタケオの演奏をリクエスト頂き、嬉しかったです。
本当にありがとうございます。
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by takeo_yume | 2017-03-23 10:29 | 日記
2017年 03月 22日

佐久間 新 ダンスワーク動画

佐久間 新 ダンスワーク
2017.3.16 奈良 たんぽぽの家
ダンス:佐久間 新
ピアノ:新倉壮朗

https://www.youtube.com/watch?v=E-RDq5ize-I
https://www.youtube.com/watch?v=m8k7YmEmiP0&t=16s
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by takeo_yume | 2017-03-22 11:54 | 日記
2017年 03月 22日

江田島へ

広島・地域から「体験の風をおこそう」運動推進事業
「えたじまミュージックフェスティバル」に参加するため江田島へ。
広島駅から路面電車にトコトコと30分乗り、広島港に到着。
広島港から江田島の切串港行のフェリーに乗船。
瀬戸内海は島が重なり合い、海は凪いで静か。
会場の国立江田島青少年交流の家は丘の上にあり、どこに居ても海が見える。
優しい夕日が沈む。

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by takeo_yume | 2017-03-22 10:58 | 日記
2017年 03月 20日

たんぽぽの家

奈良の「たんぽぽの家」を訪問。
舞踏家佐久間新さんが月に2回開催しているダンスワークに参加。
丘の上にある施設のホールは春の陽だまりが温かい。
小学生から大人の参加者が自由に体を動かし、楽しむ空間。
ガムランが置かれ、思い思いにそれぞれが音出し。
タケオはボナンや太鼓をたたき、ピアノを弾く。
皆さんがリズムに揺られて動き回る。

夜はガムラン演奏。
御兄さんたちと心を通わせ演奏。
「たんぽぽの家」の心意気に触れ、豊かな1日を過ごさせて頂きました。
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by takeo_yume | 2017-03-20 11:32 | 日記