タケオは野村誠さんに幼い頃から育てて頂いています。
野村さんの言動はタケオの生きるに勇気を下さっています。
「野村誠の作曲日記」より抜粋。
自分の意見を明解に述べると、賛同「いいね」を数多くゲットできる。
ぼくたちはSNSでも正解を求めてしまうかもしれない。
でも、賛同や共感を求めるのでなく、疑問を投げかけることも、もっとあっていい。
いや、疑問にすら到らないモヤモヤした感覚を、もっとシェアできる場があっていい。
そうした不明瞭なモヤモヤと、音楽やアートは馴染みがよく、モヤモヤをモヤモヤのまま尊重できる。
なのにアートに対して、「分かりにくい」とか「もっと分かりやすく」と明解な説明を求めてくる時代に、ぼくたちは生きている。
でも、「分かりにくい」からダメだとは思わない。
「分かりにくい」からこそ必要だとさえ思う。
言葉にすらならない「分かりにくさ」を他者とシェアできる貴重な場をどうやって守っていくか。
逆に、そこへの入口が「分かりにくい」ことこそ、改善すべき点だと思う。説明が難しいものの魅力を、他者とどうやって共有していくか、という問題。
