ココロが柔らかいからカラダも柔らかい。だから滞りなくエネルギーを手のひらから太鼓の打面につたえることができるのだ。また、ココロが柔らかいから遊び心もいっぱい。
だから太鼓を叩きながら踊ったり、歌ったり、バツグンのタイミングでユーモラスなアクションをしたりできるのだ。 歌うように叩き、踊るように叩く。遊び心満載で叩く。そしてエネルギッシュにひたすら叩く。そう、ひたすら。タケオのグローブのような手と、太くて柔らかい筋肉の両腕のしなりに見惚れてしまう… この辺、多分に私が出会ってきたアフリカのステキな太鼓叩き達と似た存在感があるのだ。
太鼓を持っていないとき、タケオは延々と途切れることなくなにやらしゃべっていたりする。歌うようにしゃべっていたりする。むう、、アフリカ人みたい。 アフリカ人のDNAが入っているんじゃなかろうか、と真剣に考えてみたりしながら、私はタケオに元気づけられたり驚かされたり、また一緒にいる時間を楽しんだりしている。
赤井
’07

写真 足立 剛一